2016年4月11日月曜日

フランクロイドライト ジョンソンワックス社

フランクロイドライトが、低迷期と言われる時代を脱した1930年代後半に作られた代表作のひとつです。蓮の葉のような柱がならび、木漏れ日のような陽がふりそそぐ。こんなオフィスで働く人たちはどんな気分で仕事してるんでしょうか。

この特徴的な柱ですが、建設業者から安全性についてクレームがあったそうです。確かに下部より上部の方が重そうだし、どうなってるの?って思ってしまうところですが、きちんとその安全性は立証されたそうです。

蓮の池の中から見上げているような、森の中のような、不思議な景色です。



ジョンソンワックス社事務所棟 1939年



2016年4月9日土曜日

世界三大建築家について

世界三大建築家とは、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエのことを言います。

「分からない人は今すぐ窓から飛び降りなさい」大学教授の言葉のおかげで絶対に忘れません。当時は、え?!って思ったけど、それほどに重要なこととして、とくに印象に残っています。

後々それぞれにまとめるとして、ここではざっくり紹介します。


フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright、1867年6月8日 - 1959年4月9日はアメリカの建築家です。国内の作品には帝国ホテルライト館、弟子の遠藤新との共作「自由学園明日館」があります。水平線を意識したスタイルが特徴で、素材感のあるつくりが独特な重厚感を演出しています。
落水荘

帝国ホテルライト館


ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe、1886年3月27日 − 1969年8月17日)は、20世紀のモダニズム建築を代表するドイツの建築家です。高層建築のパイオニアとされています。「Less is more(少ないことは豊かなこと)」という言葉を残していますが、その言葉通り、ガラス、鉄、コンクリートでできたシンプルな空間は最小限の美しさを表しています。

ファンズワース邸


ル・コルビュジエ(Le Corbusier、1887年10月6日 − 1965年8月27日)は、ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面 、という「近代建築の五原則」を主張した、スイス生まれの建築家です。現在よく見る学校や集合住宅などの造りの大本にはコルビュジエの概念があり、後世に多大なる影響を残したといえます。国内の作品には、基本設計のみですが国立西洋美術館があります。

サヴォア邸



個人的にはミースのストイックさ、ガラスを全面に出したデザインの透明感と美しさに震えますが、比べるものではないですね。

この3人は建築だけでなく、インテリアも素晴らしいものを残しています。
形だけでなく、生活スタイルや人体構造まで考慮されている、デザインがそのようなトータルのものであるというのは、この3人の作品を通して知ったように思います。


次はもう少し詳しく、それぞれにまとめていこうと思います。

2016年4月6日水曜日

はじめに

こんにちは。1歳児育児中、アラサー主婦のブログです。

大学在籍中には芸術史と美学を学んでいました。日本の60年代前後の前衛芸術とモダン建築を主に扱っていたのですが、これがその後の人生を狂わせたに違いありません。

卒業後はさらなる刺激と表現のある生活を求めて、レコードショップでバイトをしながらバンド活動をすること数年。webデザインの仕事がしたい!と思い立ってmacを買い、猛勉強しました。さあ就活。

とここで結婚し、色々いったんお休みしています。
いきあたりばったりというか、なんとも中途半端でしたが、それはそれで充実した青年期でした。

そして今、専業主婦をしています。子どもと過ごす毎日はとても楽しいし幸せだけれど、少し物足りない。とはいえまだまだ1歳児は手がかかるし、余裕はほとんどありません。

だけど!

ひょっとしたら、興味のあることを学び直すには今がチャンスかもしれない、と思い、ブログを作ることにしました。


建築、インテリアなど、暮らしに関するデザインのあれこれを中心に、少しずつ整理しながら書いて行こうと思います。興味を持っていただければ幸いです。