世界三大建築家とは、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエのことを言います。
「分からない人は今すぐ窓から飛び降りなさい」大学教授の言葉のおかげで絶対に忘れません。当時は、え?!って思ったけど、それほどに重要なこととして、とくに印象に残っています。
後々それぞれにまとめるとして、ここではざっくり紹介します。
フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright、1867年6月8日
- 1959年4月9日
)はアメリカの建築家です。国内の作品には帝国ホテルライト館、弟子の遠藤新との共作「自由学園明日館」があります。水平線を意識したスタイルが特徴で、素材感のあるつくりが独特な重厚感を演出しています。
落水荘
帝国ホテルライト館
ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe、1886年3月27日 − 1969年8月17日)は、20世紀のモダニズム建築を代表するドイツの建築家です。高層建築のパイオニアとされています。「Less is more(少ないことは豊かなこと)」という言葉を残していますが、その言葉通り、ガラス、鉄、コンクリートでできたシンプルな空間は最小限の美しさを表しています。
ファンズワース邸
ル・コルビュジエ(Le Corbusier、1887年10月6日 − 1965年8月27日)は、ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面
、という「近代建築の五原則」を主張した、スイス生まれの建築家です。現在よく見る学校や集合住宅などの造りの大本にはコルビュジエの概念があり、後世に多大なる影響を残したといえます。国内の作品には、基本設計のみですが国立西洋美術館があります。
サヴォア邸
個人的にはミースのストイックさ、ガラスを全面に出したデザインの透明感と美しさに震えますが、比べるものではないですね。
この3人は建築だけでなく、インテリアも素晴らしいものを残しています。
形だけでなく、生活スタイルや人体構造まで考慮されている、デザインがそのようなトータルのものであるというのは、この3人の作品を通して知ったように思います。
次はもう少し詳しく、それぞれにまとめていこうと思います。